熱さを感じないのは危険信号?

長く通われている患者さんからよく言われるのが、『今日は熱さを感じない』とか、逆に『今日はいつもより熱い』という治療中の感想です。
その時その時で必要な場所に、またその場の状態を診て熱度を変えてお灸(棒灸)をしていますので、いつも同じところを同じ温度で温めているわけではありませんが、基本的に、『熱さを感じない時』は『=身体がお灸の熱を欲している時』、『=身体が消耗して気が不足している時』である場合が多いです。
逆にいつもより熱いと感じる時は『=身体が熱を欲していない』、『=元気』である場合が多いです。

治療を受けながら、ご自身の身体の声を聴いて、お身体の状態を感じとることができるようになると、普段からでもちょっとした身体のサインに気付くことができるようになります。
そのサインに従って日常生活を送れるようになると、自分の身体を自分で守れるようになる…
そうなると、ここへ来ていただく必要もなくなりますね!